【2022年】無修正のアダルトDVDをもつことは違法なの？買取店が教える違法行為に繋がる事例

皆さんは無修正DVDを観たことはありますか？

昔は希少でしたが、最近は海外向けの広告などで目にする機会が増えています。
探せば販売サイトも見つかりますから、入手は意外とカンタンです。

ただし、無修正DVDは法による規制があります。
結論から言うと視聴目的の所持はセーフですが、売ったりアップしたりすると法に抵触する可能性が生じます。

どうしてこのような扱いになったのでしょうか。
無修正DVDについて詳しく解説したいと思います。

※注意喚起
本サイトでは違法なアダルトDVDの購入は推奨しません。法に触れる可能性のある行為を解説しております。

 

どういうものが無修正DVDというの？

無修正DVDとは倫理団体の審査をクリアしていないDVDです。

正規版との違いは主にモザイク処理部分です。

正規版はチンやマンにモザイク処理がかかっていますが、無修正DVDはこのような処理がありません。
モロ出しです。

なぜモザイク処理が必要なのか？

モザイク処理がかかる理由は、倫理団体の審査をクリアするためです。

皆さんがお持ちのDVDにも倫理団体の審査シールが貼られているかと思います。

倫理団体の審査は任意で必ず受けないといけないわけではありませんが、販売側が「倫理団体の審査をクリアしないと扱わない」としているケースが多いんです。

このため、メーカー側もモザイク処理をかけるというわけですね。

「余計なことしやがって！」
…な～んて思いました？
ただ、倫理団体もイヤがらせで審査するわけではないんです。

刑法に触れないように審査している

倫理団体がDVDを審査する理由は、刑法175条に抵触しないようにするためです。

刑法175条はわいせつな電磁的記録（DVDの場合は映像と解釈してください）の販売や流通を制限する法律です。

ただ、この法律が何を以って「わいせつ」とするかは曖昧で、時代の認識と裁判官の判断により決まってきます。

そして、過去の事件では陰部や行為へのモザイク処理がなかったり、ウスかったりしたことで、刑法に抵触した事件があります。

だから倫理団体は審査基準にモザイク処理を設けていて、これをクリアしたものに審査シールを貼っています。

引用：
第175条
1　わいせつな文書､図画､電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し､又は公然と陳列した者は､2年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金若しくは科料に処し､又は懲役及び罰金を併科する｡電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も､同様とする｡
 
2　有償で頒布する目的で､前項の物を所持し､又は同項の電磁的記録を保管した者も､同項と同様とする｡

なぜ無修正DVDが存在するのか？

海外向けに販売されているDVDは規制対象にならないからです。

刑法175条は日本国内の性秩序を維持するために、わいせつ物の販売や分布を規制している法律です。

言い換えれば、海外のユーザーに対してのみ販売するなら規制する理由がありません。

つまり、たまに見かける無修正DVDは、本来海外向けに売られているDVDというわけですね。

「わざわざ海外のために無修正にしてるの？」と思ってしまうかもしれませんが、日本のアダルトDVDは世界的に人気が高く、海外ではＡＶ大国として有名です。

「日本人＝ポルノ好きHENTAI」と思っている人もいるくらいです。

無修正DVDは現在は持ってるだけでは罪にならない？

刑法175条は無修正DVDの所持自体は規制していません。

従って、個人で視聴するためなら無修正DVDを持っていても逮捕されることはありません。

ただし、販売目当てで所持していたり、ＳＮＳにアップしたり、お店に売ったりすると逮捕される可能性があります。
代表例を紹介するので順番に確認してみましょう。

頒布

頒布（はんぷ）とは、目的物を不特定または多数の相手に交付したり譲渡することです。

注意したいのは、有償無償を問わず、有形無形も問わないことです。

このため、無修正DVDを媒体ごと渡すだけでなく、データだけ送信するなどした場合も、法律に抵触する可能性があります。

販売

無修正DVDの販売は規制対象です。

例えばお店に売ったりしようとすると法に触れてしまう可能性があります。
お店側も買取を断りますので、そもそも売ろうとせず処分した方が良いでしょう。

ちなみにフリマに出す行為も販売行為とみなされる可能性が高く、控えた方が賢明です。

公然と陳列　店で陳列

陳列とは誰にでも見える状態にすることです。

例えば、無修正DVDのデータを抽出してＳＮＳや動画サイトで公開したりするとＮＧになる可能性が高いでしょう。

販売目的の所持

無修正DVDは所持だけで逮捕されることはありません。

ただし、販売目的と見なされる場合は話が別です。

例えば多数の無修正DVDを所持していたり、同じタイトルを複数所持していたり、大容量の外部記憶メディアに保存していたりする場合、ＮＧになる可能性があります。

実際に罪に問われるとどんな罪に？

わいせつ物の頒布等を規制している刑法175条は、罰則について、

2年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金若しくは科料に処し､又は懲役及び罰金を併科する｡

と規定しています。

懲役や罰金なんてゴメンですよね。
会社や家庭に知れてしまうと、懲戒解雇や離婚などの可能性もあるでしょう。

しかも、エロ系犯罪は別名「ピンクの爆弾」と呼ばれるほどバズ度が高く、メディアに露出するとあっという間に広まります。
ＳＮＳやトレンドサイトに名前が流出した日には、社会的に終わったも同然の人生です。

皆さんも絶対、無修正DVDで捕まったりしないようにしてくださいね！

その他違法DVDで罪に問われるケース

違法DVDで罪に問われるケースを解説します。

児童ポルノのDVDを所持

先日、某剣客浪漫マンガ家が児童ポルノ所持の疑いで逮捕されました。

無修正DVDは個人利用での所持なら逮捕される心配はありませんが、児童ポルノは持っているだけで罪になります。

ですから、お持ちのDVDが児童ポルノに該当するなら、規制対象となります。
注意してくださいね。

海賊版のDVD所持で著作権侵害

海賊版DVDは著作権法に抵触する可能性のあるDVDです。

知らずに購入した場合はセーフですが、あとで売ったりしたときに問題になります。
最近の海賊版DVDは精巧に作られているものも多いため、信頼できるサイトで購入した方が良いでしょう。

（例えば、プリマベーラのnairuは正規版DVDだけを販売しています）

販売先から脅迫される可能性も

購入先から脅しを受けるケースもあるようです。

違法DVDに手を出すということは、弱みを知られてしまうということでもあります。
悪質な業者から買ってしまうと、購入履歴をネタに脅されて、販売協力などを求められるケースがあるようです。

こうした事態を避けるためにも、違法DVDには手を出してはいけません。

まとめ

無修正DVDは視聴目的で持っていても逮捕される心配はありません。

ただし、転売したり、ＳＮＳにアップしたり、販売目的で集めたりすると法に触れる可能性があります。

また、無修正DVDをお店に持ち込んでも、買取はおろか処分もしてくれませんから、いらなくなった時の扱いに困ります。

こうした事情を考慮すると、無修正より正規版を買った方が良いでしょう。

最近は女優さんのレベルが高く、編集技術で正規品でもしっかりヌケる作品が増えています。正規版なら売るときもしっかり値段がついてくるので経済的にもお得です。

例えば、弊社の宅配買取では見終わったアダルトDVDを高価買取しています。
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